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「満洲国」文学研究会
【2009年11月10号更新】
ようこそ!「満洲国」文学研究会のページへ
2001年4月に発足した、近代中国東北部に生まれた言語文化(テクスト)を追う研究会です。会員は現在、30人ほどがいます。
おもに「満洲国」期を中心とするので、かたい名前がついていますが、そこに暮らした人々の生活や言語状況を記した文学作品、それを生み出した作家たち、について知ろうという集まりです。
とくに、中国語によって書かれたテクストや中国語を母語とする作家を扱っています。そこから日本語(日本人作家)との衝突と交流をも探っています。
ニュース
- 第17回定例研究会のお知らせ(09/11/10UP)

【日時】2009年11月15日午後1時から
【場所】八雲クラブ(渋谷区宇田川町12-3ニュー渋谷コーポラス10階、1001号室。渋谷駅から徒歩約5分。地図)
【研究発表】
・謎の「ミス満洲」………楊磊(よう・らい。首都大学東京・大学院博士後期課程)
概要
「新興大満洲国」と題するポスターに中国風の可愛らしい少女が描かれているが、そのモデルとなったのが「ミス満洲」だと言われている。
しかし、「ミス満洲」が造り出された背景、ポスターに登場した経緯、また少女の正体などについては不明な点が多い。
本発表は、当時の新聞(『盛京時報』、『満洲日日新聞』など)やフィルムなどの史料を用いて、これらの謎に迫りながら、「満洲国」におけるプロパガンダ戦略の一端を考察したい。
・遅子建の描く少数民族………土屋肇枝(つちや・としえ。成蹊大学ほか非常勤教員)
概要
黒龍江省の作家、遅子建の小説には北方狩猟民族がしばしば登場する。主には彼女の見知っているオロチョン族だが、2005年にはエベンキ族の百年を描いた長篇小説「額爾古納河右岸」を発表している。
その作品や長篇小説「偽満洲国」などに描かれた少数民族の姿を手掛かりに、彼らと戦争のかかわりを見ていきたい。
- 柳書琴氏による講演会のご報告(09/11/10UP)

【日時】2008年6月8日(月)
【講演】「滿洲國」文學與臺湾文學比較研究的可能性(「満洲国」文学と台湾文学の比較研究の可能性)
柳書琴氏(台湾 国立清華大学台湾文学研究所 副教授)
【会場】国際善隣会館4階会議室
柳書琴先生は日本植民地期の台湾における中国近代文学を研究されています。
当日は、台湾での植民地文化研究の現状や東北への資料調査について話されました。またフロアとは、植民地期の日本語新聞の外地版に現れた各植民地のつながりなどが話題になりました。
柳先生は中国語で講演され、会場では日本語に通訳しました。
- 最新!! 研究会論集『中国東北文化研究の広場』第2号が刊行されました。(09/05/27UP)

【目次】についてはこちらをご覧下さい。発刊のことばや創刊号の目次もあります。
「満洲国」下の文化問題にかんする研究、文学作品翻訳、植民地期の雑誌紹介や体験談などが集まりました。
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- 第16回定例研究会のご報告(09/05/28UP
【日時】2009年3月20日(春分の日)午後1時から
【場所】八雲クラブ
【研究発表】
・疑遅の文学について 李青(大谷大学教員)
(概要)「満洲国」において創作活動した中国人作家、疑遅(本名、劉玉璋)の作品に見える特異性(ロシア文学の影響など)や芸術性を中心に考察しながら、作家と作品が持つ意味を考える。また彼の文学を通して、彼が生きた当時の社会をも垣間見たい。
・『コドモ満洲』について 柴村紀代(藤女子大学教員)
(概要)児童雑誌『コドモ満洲』は、昭和6年9月から旧満洲(中国東北部)の撫順中学校校長寺田喜治郎を中心に、小・中学校の国語担任有志が集まり、小学校国語の補助教材として、昭和11年12月まで月2回発行していた。この時期に出されていた現地での児童雑誌では、どのように事変を報じ、又、子どもたちにどのような国語教材を与えようとしていたかについて報告したい。
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- 第15回定例研究会のご報告
2008年9月28日(日)、八雲クラブにて
【研究発表】
・日本統治期大連の話劇活動 −−1916-1926年の文明新劇社の活動を中心に
大江 千晶(一橋大学大学院社会学研究科、博士課程)
【日本統治期の大連において、日本の植民化が進む中で、上海の話劇界と強いつながりを見せた文明新劇社の活動がどうあったのかを考察】
・国境を越える同窓会 −−植民地大連体験者たちによる1980年代以降の交流
佐藤 量(立命館大学大学院先端総合学術研究科、博士課程)
【植民地体験をもつ大連出身の日本人と中国人は、1980年代以降ふたたび交流を持つようになる。そのなかでそれぞれの植民地体験はどのように語られてゆくのか、大連出身者の同窓会活動をもとに分析】
- 講演会のご報告(08/07/08UP)
講演:金在湧(韓国 円光大学教授)
タイトル:The Representation of Manchuria in the Korean Literature in Late Colonial Period
(「植民地末期の朝鮮文学において「満洲」はどう表象されたか?」)
・日時:2008年7月14日(月)午後6時から、八雲クラブにて
【金在湧先生は日本植民地期の朝鮮半島や東アジアの文化事情を研究され、韓国民族文学研究所の所長も務めておられます。】
金先生は朝鮮語で講演され、会場で日本語との間を通訳しました。
なお、金在湧先生は今回、植民地文化学会シンポジウム「日本植民地下の朝鮮半島の文学」(7月12日)における問題提起者として来日されました。
- 第14回定例研究会のご報告(08/04/02UP)
日時:2008年3月28日
会場:八雲クラブ(渋谷)
研究発表
・「満洲国」成立以前の奉天における中国人商工業者 ……… 上田貴子(近畿大学文芸学部 教員)
・戦時下における袁犀とそのアイデンティティ ……………… 陳玲玲(北京市社会科学院 助理研究員)
- 本研究会でお話し下さった城戸久枝さんが、第39回大宅壮一ノンフィクション賞を受賞されました。(08/07/08UP)
- 2007年末、読書会と忘年会のご報告(08/01/08UP)
第六回読書会
【日時】12月27日(木)(夕方から忘年会も)
【ゲスト】城戸久枝(ルポライター)
【演題】私につながる歴史をたどる旅を終えて
【ゲスト略歴】愛媛県生まれ。「日本生まれの中国残留孤児二世」という立場から、残留孤児、残留婦人、二世、三世へについてのルポルタージュを発表している。
【題材となった図書】城戸久枝『あの戦争から遠く離れて−私につながる歴史をたどる旅−』(情報センター出版局、2007年9月)
- 研究会の紀要論集『中国東北文化研究の広場』が創刊されました。(07/10/04UP)
「発刊のことば」や目次はこちらへ
- 第13回定例研究会のご報告(07/10/04UP)
【日時】2007年9月17日
【会場】八雲クラブ(東京・渋谷)
【研究報告】
・蒙彊政権期のモンゴル文学 -「青旗」新聞を中心に……ウリジバヤル(首都大学東京 大学院 博士課程)
・「満洲国」官僚「徐長吉」とアマチュア文学者「古丁」……石田卓生(愛知大学 東亜同文書院大学記念センター リサーチ・アシスタント)
【会からのお知らせ】紀要論集『中国東北文化研究の広場』創刊号など
- 第12回定例研究会のご報告
【日時】2007年3月16日(金)午後1時から
【会場】八雲クラブ
【研究報告】
・1920年代の大連中国人の文化活動 ―傅立魚や大連中華青年会を中心に― ……高紅梅(東京外国語大学大学院博士課程)
・“東北作家群”と呼ばれた人々 ―1930年代前半の哈爾濱(ハルピン)― ……平石淑子(大正大学教授)
- 2006年12月読書会
【日時】12月27日(水)午後3時〜 読書会/6時〜 忘年会
【ゲスト】 財部鳥子
【演題】 私の育った満洲国
【ゲスト略歴】 たからべ・とりこ:詩人。1933年新潟県生まれ。旧満洲佳木斯で育つ。1946年に日本に引き揚げる。詩集に『西游記』(地球賞)、『中庭幻灯片』(現代詩花椿賞)、『烏有の人』(萩原朔太郎賞)などがある。
【読んでおく図書】 財部鳥子著『天府冥府』(講談社、2005年7月)
【会場】八雲クラブ
- 第11回定例研究会のご報告(06/10/12up)
【日時】06年9月23日(土。祝日)
【会場】八雲クラブ
【研究報告】
・「満洲国」における中国語大衆雑誌『新満洲』について……史東陽(シー・トンヤン 東京外国語大学地域文化研究科修士課程)
・「満洲」農業移民映像とジェンダー ―満映女性監督・坂根田鶴子を中心として……池川玲子(いけがわ・れいこ ジェンダー文化研究所理事)
☆詳しくは、ちかぢか概要報告を下記「定例研究会」のコーナーにUPします。
- 06年7月読書会のご報告(06/8/28up)
【日時】7月27日(木)18時から
【お話】上笙一郎(児童文学評論家)
【関連図書】上笙一郎著『満蒙開拓青少年義勇軍』中公新書315番、1973年(現在、絶版。図書館などで借り出し可能)
【概要】上記のご著書を柱に、当時のたくさんの関係図書を紹介していただきました。義勇軍自身や周囲の文化制度による、義勇軍の表現・宣伝のあり方を垣間見ることができました。
- 第三回読書会(05年10月27日)のご報告(05/12/8up)
1932年に大連にお生まれになり、新日本文学会会員でもあられた文学評論家、田所泉さんに「劉鴻運自伝『アカシアの街に生まれて』(近刊予定)を翻訳して」と題して、お話し頂きました。at渋谷会場
こちらへ
☆この新しい読書会の主旨については、こちらへ
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定例研究会
「満洲国」文学研究会について
研究会事務局
- 〒263-8522千葉市稲毛区弥生町1-33 千葉大学言語教育センター、橋本雄一
- TEL:043-290-3766
- E-mail:imeanyou( )k3.dion.ne.jp (@を補う)